マンション管理を委託する際には、どのくらいの管理委託費がかかるのかを確認しておく必要があります。ここでは、管理委託費の相場などについてまとめています。
マンションの管理を管理会社に委託する場合には、「マンション管理委託費」が発生します。このマンション管理委託費は、下記の5つの要素から構成されています。
これらの費用の中には、消防設備を点検するための費用やエレベーターの保守費用などが含まれるケースもあります。
マンション管理会社に支払っている委託費用の相場は、1戸ひと月あたりおよそ15,000円といえます。これは、国土交通省による「平成30年マンション総合調査」の結果を元にしたものです。
調査結果によると、駐車場使用料等からの充当額を含んだ1戸あたりの管理費総額の平均は15,956円となっています。また、単棟型の場合の平均額は16,213円となっているのに対して、団地型の場合の平均は14,660円という結果と報告されています。
参照元:国土交通省|平成30年度マンション総合調査
(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000058.html)
管理委託費が安い管理会社を選んだ場合には、それぞれの居住者から徴収するマンション管理費の額が少なくなります。この場合、居住者の負担軽減につながるため、滞納リスクを減らせる可能性も考えられるでしょう。
ただし、相場と比較して管理委託費が安い場合には注意が必要です。これは、マンション管理を行っていく上で必要なサービスが受けられない可能性があるためです。基本的に管理会社は受け取っている管理委託費分のサービスを提供しているため、あまりにも委託費が安い場合には必要な点検などが行われているか、提供サービスに含まれているかなどを確認する必要があるといえるでしょう。
もし管理に足りない部分がある場合には、管理委託費や修繕積立金といった費用の見直しを行う必要が出てくる場合もあります。
管理委託費が高い管理会社の場合には、充実したサービス内容を提供している可能性が高いといえます。
大規模マンションなどは共用設備が多い場合もあります。この場合には管理の手間が増えることから管理委託費が高くなりますが、その分管理をきっちりと行ってもらうことにより設備の老朽化も避けられます。
そのほか、管理委託費が高くなる理由としては、マンションの築年数が経過しているケースも考えられます。この場合には大規模な清掃や修繕を行う必要が出てくるため、自ずと必要な費用も高くなるでしょう。
どのくらいの管理委託費が適切かは、そのマンションごとに異なります。ただし、相場と比較してみて安すぎる・高すぎるといったことがないように定期的に委託費の見直しを行うのは重要なポイントといえるでしょう。
もし、費用が高すぎる場合には不要なサービスが含まれていないかを確認する必要がありますし、安すぎる場合には必要なサービスが受けられているかを確認しましょう。また、現在利用している管理会社のサービスに不満を感じる場合には、管理会社と相談することに加え、管理会社の見直しについても検討が必要です。
マンションの管理委託費に関する情報をお伝えしてきました。管理委託費は、安すぎても高すぎても注意が必要となりますが、大切なのは「必要なサービスがしっかりと受けられているか」という点です。そのため、現在受けているサービス内容を確認し、過不足がないかを確認しながら、費用についても定期的に見直しを行っていきましょう。
また、管理委託費が適正でないと感じた場合には、他の管理会社への相談を検討してみるのもひとつの選択肢です。本メディアでは、マンション管理会社の選び方などを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。



選定基準:
一般社団法人 マンション管理業協会に属し、埼玉県に事業所・支店があるマンション管理会社の中から、担当者の担当棟数を10件以下に制限している3社を選出。
・ホームライフ管理…事務管理から建物の管理(大規模修繕工事の実行まで)をワンストップで対応している。
・三興管理……独立系マンション管理会社で、HP上でリーズナブルな価格について言及している。
・マリモコミュニティ……マンション内のコミュニティのサポートを行っている。
として選出しました。